脳梗塞からの復帰

脳梗塞の治療にかかる医療費の目安

入院初期は色々と処置を施したり、食事も取れず、点滴ばかり打っていたので、注射料が高額になりました。中期になると、点滴の量も減って、食事も食べられるようになり、注射料は減りました。

1ヶ月の医療費は、3割負担で、およそ33万円かかりました。高額療養費を申請すると、そのうち約73,000円が自己負担になりますので、約26万円が戻ってくる計算になります。

リハビリ病院の医療費

初期の救急病院には約40日間いました。ちゃんとしたリハビリ設備が整っていないので、リハビリ専門の病院に転院し、そこで3ヶ月はリハビリに専念します。

1ヶ月後に、3ヶ月で退院して自宅に戻るか、それとも他のリハビリ病院に転院して、もう3ヶ月様子を見るかを決めることになり、結局は3ヶ月で退院となりました。

リハビリの治療費にも限度付きで、健康保険の3割負担が適応されます。自己負担額の73,000円を超える分は高額療養費で自動的に戻ってきましたので、医療費を気にすることはありませんでした。県民共済に加入していたので、一ヶ月9万円が四ヶ月間出ましたので、自己負担分や入院費用をほぼ相殺する形となりました。

ただし、県民共済ですと、同じ病気で継続して入院する場合には120日目(約4ヶ月)までしか保険金が出ません。リハビリ病院退院後に、父は動脈硬化による足の痛みや脳痙攣などで3度倒れて、合わせて1ヶ月ほど入院することになりましたが、動脈硬化関連は脳梗塞と同じ疾病と見なされて、保険金は支給されませんでした。

最後に支給された月より6ヶ月経過すれば、同じ疾病でも再び保険金が支給されます。