脳梗塞からの復帰

家でのリハビリテーション

父が脳梗塞で倒れてから、10年が経ちました。光陰矢の如しと言いますが、月日の流れるのは本当に速いものです。

あれから何度も再入院を繰り返していますが、今も元気でやっています。1年に一度は病院のお世話になっている感じです。

失語症のせいで、自分の意思が上手く伝えられなかったり、半身不随で1人で外を歩けないもどかしさなどから、気難しい性格になってしまいましたが、機嫌の良い時は朗らかに笑ったりもしています。

週に2回、車に送られてデイケアに通い、家でも週2回、言語やリハビリの施術を受けていますが、それ以外は家ではテレビを見るか昼寝をするしかありません。

最近は尿を頻繁に漏らすので、着替えや掃除など手間がかかりますが、大きい病気はしていません。

もうすぐ齢70になる父ですが、30代、40代、50代と大きい病気を繰り返してきた割には、体の方は元気です。ピンピンとまでは行きませんが、のんびりと過ごしています。人はどれだけ大病しても、長生き出来るものなのですね。(2015年11月25日記す)